カーペットはデリケートな素材が多く、洗浄が縮みの原因になってしまう恐れがあります。
だからこそ、あらゆるニーズに応えるには、ケミカルの選択や水分の調整が重要です。
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床面に置かれた物品を清掃範囲外に移動させ、床面を洗浄しやすくします。その際、事故などが起きないよう「清掃中パネル」を立てるなど、安全確保に努めます。カーペットに清掃道具の跡をつけたり、汚したりしないよう、道具はタオルや養生シートなどの上に置きしっかりと管理します。
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床面に多量のホコリやチリがたまっている場合は、掃除機をかけキレイにします。
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カーペットの洗浄の前に、スポットのシミを取り除きます。その際、シミの種類に応じた洗剤を使用します。
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ポリッシャーで洗浄する前にひどい汚れには洗剤を噴霧しておきます。こうすることで、汚れが落ちやすくなります。
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カーペット専用ブラシ(ヤーンバット)を装着し、カーペット用洗剤をシャンピング(ブラシの回転)により泡立てながら洗浄します。その際、延長コードを事前に準備したり、電圧によってブレーカーが落ちないか注意を払いながら作業を進めます。作業後は、ブラシ面を直接床につけたまま放置しないよう注意します。
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トラックマウントで表面に浮いた汚れを回収し、高圧と高温水によるリンス作業を行います。高温水のため、除菌効果と乾燥時間の短縮につながります。 もしシミが残っていたら、3のシミ取り作業を行い、再度リンスをします。
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ターボファンや室内設置のエアコンを使い乾燥します。乾燥にはやや時間がかかります。 また、完全に乾ききる前にカーペットの上を歩いてしまうと、再び汚れてしまうことがあるので充分に注意します。
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作業開始時に移動させた物品などを、元にあった位置へ戻します。